付き合い方・向き合い方ガイドブック周囲の方へ
みんなのTIPS!

発達障害のある人に寄り添い、一緒に生活したり仕事をしたりする上で、周囲の方に取り入れてもらえるさまざまなTIPS(=ヒント、秘訣)を集めました。

※掲載しているTIPSは絶対的な解決策ではありません。参考情報として、状況に応じて活用ください。

発達障害のある人と向き合う・付き合うときの基本的な考え方が
分かりません

「発達障害があるから」なにもできないと決めつけない

発達特性の有無に関わらず、人にはそれぞれ得意・不得意があります。また、実は本人や周囲が気づかないだけで、得意なことや少しの工夫でできるようになることもたくさんあります。

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発達障害の特性は“グラデーション”だと考えてみる

発達特性には誰にでもあてはまるものも多くあり、診断には明確な線引きを付けにくいもの。自分と相手の間に境界線はなく、グラデーションであるとイメージしてみるのはどうでしょうか。

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相手に興味・関心を持ち、理解しようと試みることも大切

その言動にはきっと「理由」があり、興味・関心を持って向き合うことで、隠れた「理由」が分かることもあります。

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まずは特性を知ることから

うまくできないのは、わざとではなく特性のため。失敗体験から自信を失っている当事者も多く、まずは「特性を知ること」が大切です。それが対応方法を理解することにもつながります。コミュニケーションでは、腫れ物に触るような対応は避け、いつもの接し方を心がけましょう。

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どんな風に話せばいいのか分かりません

使わないほうがいい表現

  • 「~べき」、「普通は~」、「みんな●●してるよ」、「みんな●●してきたんだよ」
  • 「頑張ればできる」というような根性論のような表現
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まず、何事にも「言い方」と「関係性」が大事

相手との関係性によっては、言ってもいいこと、受け入れられないことがあります。まずは関係性を構築し、段階を踏みながらコミュニケーションを深めていきましょう。

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具体的に伝える

あいまいな表現では伝わらないことも多く、具体的な時間や場所などを盛り込んで話すと効果的です。
たとえば…
●時●分に●●駅の●番出口で待ち合わせて、○○に行こう。
●●の作業を●時までにしてください。休憩時間は作業の途中に●分取ってください。
●●まであと3日だよ。大丈夫?  など

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自由に解釈する余地を狭める

言葉通りに受け止めて理解する特徴がある人には、誤解を招かないようにできるだけ詳細に話してみましょう。

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分からないことを責めない

「分からないことが分からない」という場合もあり、「何で分からないの?」とは聞かず、「何が分からないのか、一緒に考えよう」という姿勢で接してみましょう。

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職場において、仕事の依頼や指示の仕方が分かりません

優先順位をつけて伝える

やるべきことよりも「やりたいこと」を優先してしまう特徴がある場合は、優先順位や明確な順番をつけて伝えるといいでしょう。

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複数のことを一度に伝えない

情報が多すぎると混乱したり、複数のことを自分で整理して取り組むことが難しかったりするときは、たくさんのことを一度に伝えないように気を付けてみましょう。

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見える化する

視覚優位な人は「聞く」より「見る」方が記憶に残りやすいため、ホワイトボードなどを使用し、ポイントを整理しながら伝えると効果的です。家庭でも職場でも活用できる方法です。

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メモを渡す、メモを取るよう促す

メモに伝えたいポイントを書いて渡したり、付箋を貼ってもらったりすると、職場でのコミュニケーションに有用です。

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今後の見通しをつけるのを手伝う

見通しをつけたり、スケジュールを管理したりするのが苦手な人には、今後の流れを簡単に説明してから具体的な話をすると理解しやすくなります。

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急な予定変更は避ける

臨機応変に対応するのが苦手で、急な予定変更や突発的な出来事にパニックになる人もいます。予定が変更になりそうなときはあらかじめ伝えておくと心の準備ができるかもしれません。

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おすすめのアイテムなどはありますか?

リマインダーアプリを取り入れると便利

忘れ物やミスで困っている人には、リマインダーアプリの使用を提案するのはどうでしょうか。チェック表やTo Doリストも便利ですが、それを見ること自体を忘れてしまうような場合には、通知設定ができるアプリはより便利です。

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職場でスケジュールを共有する

スケジュールアプリなどを用いて、職場で予定を共有し合うと便利です。発達障害当事者のみスケジュールを共有するのではなく、チーム全員で共有すると、不公平さもなくなります。

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当事者からの相談はどのように受ければいいでしょうか?

あらかじめ相談相手を明確にしておく

困ったときに誰に何を相談したらいいのか、あらかじめ明確にしておくなど、スムーズに相談できる環境を整えておくとよいでしょう。相談を受ける側も気にかけるようにし、定期的に声かけなどすると相談しやすくなります。

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監修:昭和大学 発達障害医療研究所
所長(准教授) 太田晴久先生

本文中に使用されている専門用語(アンダーラインのついたもの)については発達障害関連ワード集に詳しく説明があります。